木枯し紋次郎


木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、十才の時に国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。天涯孤独な紋次郎がどういう経路で無宿渡世の世界に入ったかは、定かでない。
(K1200RS) XR250BAJA (MONSTER1200S) CB1100RS FE

2009年5月9日土曜日

九州・屋久島ツーリング200905④

ツーリングレポートその④5月2日

朝一の登山道へのシャトルバスに乗るためにに
今日もAM3:00起床
実は2:00頃からそわそわして目が冴えていた
AM4:00に宿を出発
「縄文杉」組3名とともに
屋久杉自然観の駐車場を目指す
途中、屋久鹿が道を不意に横切った
70キロ程度で先頭を走っていた俺は事無きを得た

AM4:45始発のバスはすでに待ち構えており
4:30には満席となって出発した
俺の席は前から3番目で通路側
その1ツ前の席の補助席に
環境省か林野庁の理科系のオネイちゃんがすわっていた
5:15には荒川登山口に到着

前日の5月1日までは
自走で荒川登山口まで行くことができたらしいが
「とまり木」のオーナー曰くボッタクリ
往復2000円
また運転が超粗い!














先ほどの理科系のオネイちゃんが
携帯トイレを販売しているかと思い
思わず買ってしまった
1個500円2個600円
結局我慢して使わなかったが

仮設トイレで大をすませ
いざ出発
ひたすらトロッコの線路を歩き出した
これが約2時間続く
急な傾斜はないがさすが朝一番だっただけあって
前後に誰もいない

「スタンドバイミー♪」を口づさむ














AM7:30大株歩道入り口に到着

トロッコの線路に別れを告げ
いきなり急な階段や岩場が連続する
すぐに、ここへ来たことを後悔した
ホントに「縄文杉」までたどりつけるのだろうか?
既に縦走して下山してくる登山客とスレ違う

ところどころで水が飲める
これがまた美味い
これだけでもココに来たかいがあるというものだ

連続した階段を数分歩き続けるだけで
膝に乳酸がたまり、足があがらなくなる
下山客が譲り合いの精神?で待っててくれると思うと
休めない これが一番辛かった
しかし、乳酸がたまっても
30秒も休むと復活する
人間の身体はよくできている
日頃、会社で煙草を止めて以来
休む事が少なくなった俺は
行動パターンを買えるべきだと痛感した

翁杉
ウィルソン株
大王杉

AM9:30縄文杉にたどりついた
『たどりついた』という表現が正しい
縄文杉を見たというより
たどりつけた満足感、達成感が大きかった
前日に屋久杉登山をしたカップルが「とまり木」のオーナーから
コメントを求められたときに何も言わなかったのがよく分かる















縄文杉は直に触れる訳ではない
5m程離れた位置からの見学
でももっと遠いのと、人だらけを予想していたが
予想外に人が少なく
ゆったりと見ることができた

階段を降り復路につこうとしたそのとき
うつぶせに転けた
カメラをかばったため、右胸を岩で強打
今でも咳をすると痛い
ひょっとしたら肋骨にヒビくらい入っているかもしれない
どうせ自然治癒とか言われそうだから病院には行かない
もう6日経過してんだなぁ

気を取り直して
歩き始める
5時以降のバスにのった登山客や団体客とスレ違う
狭い登山道でやっぱり登り優先のため
下りはどうしても待つ機会が多い

結局行きと同じくらい復路もかかった
トロッコ線路ではやはり前も後ろも誰もいない状態が随分長く続いた

あと1時間くらいのところで
走リヌキさっていったフロム北海道のO氏がいた
往路で飛ばしすぎて
どうもへばってしまったそうな
でも、一番乗りを果たした エラい!

屋久杉自然館まで
だべりながら歩いた
さすがに足取りが重い
運動不足がこたえる
O氏は実に気のいい人で
バイクも捨てたもんじゃないなと噛み締める

駐車場に着き
俺は屋久杉自然観へ
特別期待した訳ではないが
まぁまぁ知識欲は満足できた
売店で食べた650円?のきつねうどんが以外と美味かった

あ〜満足

その日は、チキンラーメンとスーパーで買った手巻き寿司で適当に夕食をすませ
北海道セローのO氏、愛媛GSのK氏、福岡の刀氏と10時頃まで
地元焼酎「三岳」をごちそうになった

同夜はテント泊
言うまでもなく爆睡

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