木枯し紋次郎


木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、十才の時に国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。天涯孤独な紋次郎がどういう経路で無宿渡世の世界に入ったかは、定かでない。
K1200RS XR250BAJA MONSTER1200S

2009年5月26日火曜日

XR250 BAJA タイヤ交換












先週、会社のI氏よりCRMに装着していた中古タイヤを
格安でゆずってもらった。
中古とはいえ、まだ8分以上残っている。
銘柄はブリヂストンのBW-201/202だ。

ちょっと細く見えてしまうことより頼りなさはあるが
実際走ってみると
まったく別の単車と化してしまう。
モタードに乗ったことはないが
躊躇なく車体を倒し込むことができる。

またBAJAに惚れ込んでしまう。

毎日の通勤が楽しい。

ここ数日、また花粉症の症状が悪化したため
今朝、出社前に病院で処方箋をもらい
ジルテックという花粉症薬を入手。
この薬、良く効くのだが、眠気が凄い。
昼も飲むものではない。

2009年5月24日日曜日

CD『屋久島』と映画『天使と悪魔』















今日仕事から帰ったら
CD『屋久島』がアマゾンから届いていた

さっそくDVDを観てみる
土曜出勤を終えた一週間の疲れを癒してくれた

8時には末の娘も帰宅し
昨夜予約した映画に出かけた

9:30レイトショーの『天使と悪魔』
まま面白かった
芸術度高く評価されているだろうな
しかし、トムハンクスは美味しい役をもっていくもんだ

アイルランド出身のユアン・マクレガーが気の毒

今も、CD聴いている
いいなぁ〜

明日は横浜
クールブレーカーいくどぉ〜
起きれるかしらん?

2009年5月11日月曜日

九州・屋久島ツーリング 後記

自分にとって、2003年の北海道ツーリング以来の長期ツーリングとなった
やはり1週間くらい続けないと、非日常とは言い難い
今回は、ライダーハウスに泊まったことで
旅先でのバイク乗りとの出会いがあった

カッパすら持たないバイク乗りが多い現在において
屋久島くんだりまで来ている御仁は
相当なヘビーユーザーである確率が高い
場合によっては長期滞在が嵩じて
住民票も移してしまった仙人みたいな御仁もいる

今回のツーリングは気ままで、いい旅であった
やはりある程度の期間がないとできない事だ

最近長男がバイクというよりツーリングに興味を持ち始めた
嬉しいことだ

2009年5月9日土曜日

九州・屋久島ツーリング200905⑥

ツーリングレポートその⑥5月4日

広川SAで仮眠をとり
AM7:00に開店する基山Pのスタバで
レギュラーコーヒーとカロリーメイトで約1時間かけて朝食
雨はしとしと降り続いている
花村萬月の「自由に至る旅」を読む
これで笹沢佐保の「木枯し紋次郎」があれば完璧

雨に降られ続け
温泉に入りたいという欲求がでてきた
昨夜のうちにネットで検索した二日市温泉の「博多湯」を目指すことにする














筑紫野ICで降り
少し迷って「博多湯」に到着
なかなか風情のある外観
駐車場が無いというのが不安であったが
軒先に置くことを許可される
実は、正面にある「御前湯」であれば難なく自転車置き場があることは知っていたいが
こちらは循環式
しかしジャージャー掛け流しの「博多湯」を選んで正解だった
営業前から、入り口には近所のおじぃちゃんや、おばぁちゃんが順番待ち
いいお湯でした

思いつきではあったが
近所の太宰府天満宮に向かう
これが数キロ渋滞
パニア装着のKにはつらい
なんとか駐車場に到着250円もおさめさせていただきました
傘を持っていなかったので合羽のまま参道へ
参道の途中で梅ナントカ饅頭を配っていたので並んだら
俺の目の前ではい終わり
オバちゃんが怪訝そうな顔で俺を見た
そうか団体客が一括払いで配布をしていたんだ
気まずい感じではあったが
一応お金を払って食べる 俺にはちょっとアンが甘すぎる
疲れていたのか、少し反省

3人の子供学業成就を願いおまもりを購入
九州の観光地は
中国人、台湾人、韓国人が多いとは聞いていたが
参拝の半数は韓国人ではないかとおもわれるほど
ハングルが飛び交っていた
屋久島にも少ないけどいたなぁ

雨は降り続く

気を取り直して3号線へ
福岡市内を目指す
九州道はすでに福岡-八幡間で10数キロの渋滞
そのまま3号線を進む

PM7:50のフェリーにはかなり時間があるとは思ったが
とにかく門司に近付いておこう
どうせ雨だし
PM3:30にはフェリーターミナルに到着
なんとM氏もちょうど到着したばかりのもよう
しかし、乗船まではまだ3時間以上あるし

ふいにM氏が受付の女性に PM4:00の船の変更ができないか
きくと、あっさりOK
インターネット割引10%は効かないが
5/5 大阪南港AM5:40着

おかげで翌日5月5日は、ほとんど渋滞することなく帰宅することができた

九州・屋久島ツーリング200905⑤

ツーリングレポートその⑤5月3日















縄文杉トレッキングの翌日AM7:00に目が覚める
筋肉痛は確実に痛みを増していた
早朝にけっこう激しい通り雨があった
今日、縄文杉に行った人たちは降られただろうなぁ

しかし俺は晴れ男だ
今回も痛感
メインイベントの阿蘇と縄文杉が晴れ

さっそくテントをたたみ、12時の鹿児島行きフェリーに備え荷造りを始める

簡単な朝食をすませ
インスタントコーヒーをEPIコンロで湧かしたお湯で飲んだ

あれっ、さっきパッケージにしまったEPIとコールマンのランタンが
テーブルからない?
いくら俺が忘れっぽいといってもたった今あったのに。。。
中洲のジェベル氏に聞いたら、鈴鹿のCBR○○○氏がダンボールに詰めて
片付けていたとのこと
一応CBR氏に聞いてみるとテントの中から俺のEPIとランタンを出してきた
なんじゃほりゃ?特別な追求はしなかったが、残念

今日の日程について名古屋在住の刀氏より
指宿方面の山川温泉をすすめられ鹿児島上陸後南下することとする

AM9:30には宮之浦港フェリー乗り場に到着
みやげものを物色
カミサンと子供には、屋久杉の栞、おふくろには屋久杉の箸を
うちと、カミサンの実家に屋久杉のしゃもじ
これが結構よろこんでもらえることになった
特にカミサンの実家へのおみやげはいつも悩む

定刻よりやや遅れて宮之浦港を出航
フェリーの中で、北海道のセローO氏と愛媛GS K氏としばし会話
お互いの携帯情報を交換
別れが惜しい気もするが
お互い一人旅の身の上故
鹿児島港にて散開
セローO氏とは九州道に乗る前まで同行する
彼は宮崎方面に向かうとのこと
雨雲が立ちこめてきたことをうけ指宿方面を断念
北上することとする

九州道に乗り
桜島SAにて休憩
薩摩揚げのお徳用パック420円で腹を満たし
今にも降り出しそうな雨にそなえて合羽を着用
昨年の志賀高原のキャンプツーリング以来の雨だ
自分的には、阿蘇と縄文杉でおなかいっぱい
あとは渋滞に大きく左右されることなく、のんびり門司に向かうこととする

しかし、今夜の宿をどおしよう?
時間を気にせずぼちぼち北上する
宮原SAに着いたときにはもうPM8:30をまわっていた
とりあえず、熊本YHと水前寺YHに電話予約するもいずれも満室
いつも明きがあるYHなのに、キャンプ組が緊急避難したか?
かと言ってビジネスホテルとかは泊まりたくない

結局、その夜は雨のなかSAをハシゴしながら北上し
広川SAの屋根付き長椅子で仮眠をとった
数時間は寝たのではないだろうか
いずれのSAも駐車場は車でいっぱいだった

木枯し紋次郎みたいな夜の明かし方

九州・屋久島ツーリング200905④

ツーリングレポートその④5月2日

朝一の登山道へのシャトルバスに乗るためにに
今日もAM3:00起床
実は2:00頃からそわそわして目が冴えていた
AM4:00に宿を出発
「縄文杉」組3名とともに
屋久杉自然観の駐車場を目指す
途中、屋久鹿が道を不意に横切った
70キロ程度で先頭を走っていた俺は事無きを得た

AM4:45始発のバスはすでに待ち構えており
4:30には満席となって出発した
俺の席は前から3番目で通路側
その1ツ前の席の補助席に
環境省か林野庁の理科系のオネイちゃんがすわっていた
5:15には荒川登山口に到着

前日の5月1日までは
自走で荒川登山口まで行くことができたらしいが
「とまり木」のオーナー曰くボッタクリ
往復2000円
また運転が超粗い!














先ほどの理科系のオネイちゃんが
携帯トイレを販売しているかと思い
思わず買ってしまった
1個500円2個600円
結局我慢して使わなかったが

仮設トイレで大をすませ
いざ出発
ひたすらトロッコの線路を歩き出した
これが約2時間続く
急な傾斜はないがさすが朝一番だっただけあって
前後に誰もいない

「スタンドバイミー♪」を口づさむ














AM7:30大株歩道入り口に到着

トロッコの線路に別れを告げ
いきなり急な階段や岩場が連続する
すぐに、ここへ来たことを後悔した
ホントに「縄文杉」までたどりつけるのだろうか?
既に縦走して下山してくる登山客とスレ違う

ところどころで水が飲める
これがまた美味い
これだけでもココに来たかいがあるというものだ

連続した階段を数分歩き続けるだけで
膝に乳酸がたまり、足があがらなくなる
下山客が譲り合いの精神?で待っててくれると思うと
休めない これが一番辛かった
しかし、乳酸がたまっても
30秒も休むと復活する
人間の身体はよくできている
日頃、会社で煙草を止めて以来
休む事が少なくなった俺は
行動パターンを買えるべきだと痛感した

翁杉
ウィルソン株
大王杉

AM9:30縄文杉にたどりついた
『たどりついた』という表現が正しい
縄文杉を見たというより
たどりつけた満足感、達成感が大きかった
前日に屋久杉登山をしたカップルが「とまり木」のオーナーから
コメントを求められたときに何も言わなかったのがよく分かる















縄文杉は直に触れる訳ではない
5m程離れた位置からの見学
でももっと遠いのと、人だらけを予想していたが
予想外に人が少なく
ゆったりと見ることができた

階段を降り復路につこうとしたそのとき
うつぶせに転けた
カメラをかばったため、右胸を岩で強打
今でも咳をすると痛い
ひょっとしたら肋骨にヒビくらい入っているかもしれない
どうせ自然治癒とか言われそうだから病院には行かない
もう6日経過してんだなぁ

気を取り直して
歩き始める
5時以降のバスにのった登山客や団体客とスレ違う
狭い登山道でやっぱり登り優先のため
下りはどうしても待つ機会が多い

結局行きと同じくらい復路もかかった
トロッコ線路ではやはり前も後ろも誰もいない状態が随分長く続いた

あと1時間くらいのところで
走リヌキさっていったフロム北海道のO氏がいた
往路で飛ばしすぎて
どうもへばってしまったそうな
でも、一番乗りを果たした エラい!

屋久杉自然館まで
だべりながら歩いた
さすがに足取りが重い
運動不足がこたえる
O氏は実に気のいい人で
バイクも捨てたもんじゃないなと噛み締める

駐車場に着き
俺は屋久杉自然観へ
特別期待した訳ではないが
まぁまぁ知識欲は満足できた
売店で食べた650円?のきつねうどんが以外と美味かった

あ〜満足

その日は、チキンラーメンとスーパーで買った手巻き寿司で適当に夕食をすませ
北海道セローのO氏、愛媛GSのK氏、福岡の刀氏と10時頃まで
地元焼酎「三岳」をごちそうになった

同夜はテント泊
言うまでもなく爆睡

2009年5月8日金曜日

九州・屋久島ツーリング200905③

ツーリングレポートその③5月1日

AM2:00起床
荷造りの後AM3:00には友人宅を出発
迷うことなく益城熊本空港ICより九州道で鹿児島北ICへ
気温は10度前後だろうかかなり冷えた

鹿児島に近づく頃
1200GSアドベンチャーにブチ抜かれる
彼は後に屋久島で一緒になったK氏であった
給油とコンビニで軽い朝食をすませ鹿児島フェリーターミナルに着いたのは
AM6:30
AM7:00発に屋久島丸に間に合っちゃうじゃないか!
(もともと屋久島丸28:30発を予定していた)

桜島は噴火の名残もなく穏やかであった













向かい風のせいか、定刻の4時間に約30分遅れで屋久島宮之浦港に到着

一路、ライダーハウス「とまり木」を目指す

ところがなかなか見つからない

屋久島空港正面を右折するのだが、
屋久島空港を通過し約5キロ程走ってしまった

俺が「とまり木」に到着するころには同じフェリーに面々はすでに荷を解き一段落していた

2泊に予約であるが、1泊目はベッド、2泊目はテント
「とまり木」のネェさんいわく
「5/2に「縄文杉」登山(とざん?)に行くなら今日のうちにテントを設営しておいた方が良いよ」とのこと
言われるままに、テントを設営し一段落するともう2時を過ぎていた
他の上陸連中はすでに走りに行っていた

さぁどこ行こうか?
オーナーのアドバイスに従い
屋久島を右回りで1週することにする
「レンタカーのへたっぴドライバーが多いから気をつけな」とのこと
このアドバイスは的確であった

まずは、「トローキの滝」「千尋の滝」
ここは日本じゃない、ジュラシックパークの世界
「千尋の滝」でキツツキらしき鳥に遭遇、バードウォッチング













「湯泊の湯」を探すも、通過してしまった
続いて「大川の滝」を遠巻きに見る

その後、「西部林道」に突入
1車線のその林道は、時折現れるレンタカーの対向車が恐怖を招く
屋久猿や屋久鹿がいるかと思えば、いきなり道路の中央でお構いなしでブレーキを踏む
しかし、途中の崖っ淵の標高が700mだったというのは
驚きだった

ガジュマル園は省略

翌日の「縄文杉」トレッキング(登山)に備えPM10:00に就寝
ライダーハウスのネェさんのアドバイスにより
ジャージを拝借する

2009年5月7日木曜日

九州・屋久島ツーリング200905②
















ツーリングレポートその②4月30日

定刻通り、5:30新門司港に到着
さーいくど〜(この瞬間がたまらん)

友人のM氏の誘導で邪馬渓を経由し
やまなみハイウェイへ

しかし、眠い!
前夜に飲んだ睡眠薬2錠がキレない
0円マップの写真で見た阿蘇久住・長者原を走っているのに

黒川温泉へ
M氏のお気に入りの露天がある「新明館」へ
たまたま昨夜勝野洋主演のドラマの舞台となった宿と御主人に遭遇
睡魔に勝てず、M氏の好意にあまえ
20分ほど寝てしまった
その後、入った洞窟風呂は最高だった
ドラマでも言っていたが、手彫りだそうな

その後も、M氏の誘導により
大観峰・米塚・中岳火口を
効率的に巡る
たぶん自分一人であったら、3日くらいかかったのではないだろうか

日も暮れかけ
その日はM氏のご実家にお世話になることとなった
ご両親が熊本市内の○○温泉という銭湯を営んでおられる
風呂あがり後
馬刺をいただく
これまで馬刺は渋温泉ツーリングの帰りに長野で2切れ程食べた程度で
どんなものか予想もできなかったが
これば甘くて柔らかくて美味しかった
恐らく特上のものを用意してくれたのだろう
感謝!

翌朝(というか夜半)2時起床のため早めに床をとる

今日も一日楽しかった!

九州・屋久島ツーリング200905①














帰宅後ではあるが、ツーリングレポートその①4月29日

友人のM氏と刈谷ハイウェイオアシスにて10:30に待ち合わせ
豊田JCでの渋滞の影響もありやや遅れて到着
いざ、南港へ出発

予想通り、四日市-鈴鹿間にて渋滞
しかし、○肩を気持ちよくスルー

12:00過ぎには亀山に到着
このまま順調に行けば、フェリーターミナルに早く着きすぎてしまうということで
寄り道、亀山の蕎麦屋『萌へ井』に立ち寄る
1年程前によったときには、14:00を過ぎていたこともあり
完売、門前払いであった
期待を裏切らない、たたずまいと蕎麦であった

その後、R25西名阪へ
天理のあたりで
黄色いMR-Sのオネイちゃんがスピンをし俺の進路を塞ぐ
咄嗟に後方を確認するとやや車間をおいた車が1台
幸い走行車線には後続車はいない
車線変更をして回避

ETC1000円精度のおかげで、普段高速を走らないドライバーが多い
先が思いやられる

どうにか南港に到着
フェリーターミナルの待ち合いで
カップヌードルを自販機で買うが上手くお湯が出ない
売店のオバちゃんに苦情を言うと
逆ギレされた、
「自販機のことは知らん、最初からうちで買ってくれればよいのに」と(関西弁で)

定刻通り乗船・出航

この日は写真をとっていない