木枯し紋次郎


木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、十才の時に国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。天涯孤独な紋次郎がどういう経路で無宿渡世の世界に入ったかは、定かでない。
K1200RS XR250BAJA MONSTER1200S

2015年5月31日日曜日

妄想2015夏北海道

ちょっと早いが、2ヶ月近くなった
今年の夏の北海道妄想なり。

往路の船は予約済。明日復路予約予定。昨年同様に最も割高なC期間。

いつものように苫小牧のビジホで一泊して北上。本も何冊か用意していこう。
一年経つのは速い。

今年はキャンプなしかな?

2015年5月24日日曜日

40年ぶりの同級生ライダー

前夜1時まで起きていたこともあり8時起床。9時過ぎに自宅を出発。
今日の相棒はMONSTER。
まずは、串原温泉キャンプ場へのルートとサイトの確認。
予約不要、バイク協力金500円とのこと。

一旦矢作ダムまで戻り、足助方面への抜け道からR153を北上。
「おにひら」で蕎麦でも食べようかと思いながら、喉が渇いたので道の駅「どんぐりの里稲武」に立ち寄る。

相変わらずバイク多い。

水を飲んで、さて出発するかとバイクに近づいた時、ライダーから声をかけられた。

なんと彼は、中学1年の時の同級生で自分にとっても数少ない学生時代の友人。
思わずハグしてしまった。

話をする彼の表情や物腰は中1の時のまま、当時の彼の顔がはっきりと思い出された。
中2で転校してしまったけど、現在に至るまでずっと年賀状のやりとりは続いていた。

もともと「おにひら」に向かう予定だったということで
ツルんで「おにひら」に向かう。

MONSTERでR153を走るのは初めて。
このバイクにとって昼神にいたるまでのR153ルートは、コース的にも速度帯も、とてもマッチしてる。慣らし運転も終わりに近づきシフトフィールもかなり良くなってきており、低速域でのギクシャク感はかなり減ってきた。K1200RSのような5速、6速でのマッタリ走行は無理だが3毒、4速で、Lツイン・エンジンの上質な鼓動を感じつつ前後輪共にタイヤが路面をグリップして前に進むフィーリングはなんとも言えない。
前輪荷重気味でのコーナーリングは、とても気持ちいい。
K1200RSとは対照的な位置づけでありながら、このバイクを選んでホントに良かった。

あっという間に、「おにひら」に到着。
ざる大盛りと、馬刺し、ノンアルコールを平らげ、R257より馬籠に向かう。
長男と走る定番ルートだ。
馬籠峠手前の上り急勾配のヘアピンではリアブレーキを引きずりながら1速まで落とすか、2速半クラでクリアした。

馬籠宿は、比較的観光客が少なく、山を見渡せる喫茶店に入る。
思い出話や近況談話に花を咲かせながら、再会を約束。
そのまま中津川ICから中央道に乗り、東名名古屋ICで別れた。




東郷あたりでちょうど1000キロとなり、レッドゾーンが6000rpmから11000rpmに切り替わったことを確認し、そのままDUCATIディーラーに向かう。
急なオイル交換、点検を依頼したにもかかわらず気持ち良く対応してくれた。


待ち時間の間、営業の方からMONSTERのレクチャーを受ける。
予想以上に低速トルクがあることをあらためて知る。

6月に発売予定のSCRUNBLERは、前評判も高く先行受注も多いそうだ。
興味はあるが、これ以上バイクを置くところがない。





MONSTERのR153初走行も良かったが
何と言っても中1の時の同級生ライダーT氏に会えたことが、ホントに嬉しかった。

2015年5月18日月曜日

越前日帰りグルメツーリング

年に一度の、カミさんとタンデムツーリング。
別に年に一度と決めたわけではないが、だいたい年に一度やってる。

今回はMONSTERにしようかと思ったがK1200RSで正解だった。ロングのタンデムツーリングでもこのバイクは最強だ。
やはり300kgの車重は加減速やコーナーリング時の安定感が抜群なのだ。
カミさん一人分の体重もいつものツーリング時の積載量と大きな違いはなく違和感のないものだ。

前日のうちに、Midlandのインカム2個目を手配し、随分前に入手したSchubelthのC2(フリップアップタイプ)に装着・ペアリングを完了しておく。ヘッドセットのマイクはアームタイプ利用した。
Arai + BT NEXT-C / Schubelth + BT X2FM

7:30過ぎ遅めの起床。9:00出発。
※5:00長男のツーリング出発を見送った後二度寝。

東名・名神から東海北陸道へ。高鷲ICで降りて高鷲スノーパークへ向かう。
高鷲スノーパークでは、BMW Mtorradのミーティングがあると思っていたが。。。昨年もいったドラッグレースで集まっているかのようで、BMユーザーは少数だった。まっどうしても来たかったわけではなく、福井に向かう途中に立ち寄った程度だったのですぐに後にし、ひるがの高原SAのスマートICに向かう。東海北陸道を南下し白鳥ICを降り、中部縦貫道を経てR158を西へ。
※後てわかったことだが高鷲ダイナランドが開催地だったようだ。

九頭竜湖は10年ぶりくらいだろうか?
白鳥から九頭竜に至る道、九頭竜から大野に至る道はいずれも走りやすく、タンデムのカミさんものんびりできたんじゃないだろうか?タンデムにおすすめなツーリングルートである。
新緑が美しく、晴れているせいか湖面も美しい色だった。
春の桜、秋の紅葉に加え、この5月の新緑も1年の中で素敵な時期であることを再認識した。
走行中、インカムでカミさんと新緑の美しさを何度も話した。
インカムはやっぱりいい。
九頭竜湖から約1時間で大野市に入り、福井の蕎麦屋に到着した。
蕎麦にしようか、回転すしにしようか迷ったが、まずは金曜の夜だったかにTVで見たケンミンショーで紹介されいた「越前おろし蕎麦」を食べるため、ロケのあったお店ではないが、有名店をたずねた。

ランチタイムのピークは過ぎており、すぐに座れた。蕎麦の風味もあり薄味のかけ汁とそんなに辛くない控え目な大根おろしが美味しく、汁も飲み干した。いつもなら大盛りを注文するところだが普通盛りを頼んだ。

















蕎麦屋の次は、ノドクロを求めて回転寿司「ほがらか亭」へ。
この店は昨年、京都大原の帰り?に立ち寄って2度目。

ノドクロはもちろんマグロも鉄火も玉子も旨すぎる。

ほがらか亭から福井ICはすぐ。
北陸道にのって喉が渇いたので途中、南条SAに立ち寄る。
腹一杯のはずのカミサンのスイーツセンサーが甘い香りを嗅ぎつけ、「メロンパンアイス」初体験。
温か冷たく、ちょっと甘すぎるがパンが柔らかくて美味しい。
男の色気で焼いてます?そうだ。

自宅近くのICで東名を降り、スーパーへ。トップケースから溢れるほどかってしまう。カミさんとのタンデムならではだ。
















日帰りとはいえ、福井グルメを満喫できたツーリングだった。

近所のGSで信州ツーリング帰りの息子と遭遇。
帰宅後、一緒に洗車を済ませお互いの土産話を肴に晩酌。
彼も相当楽しかったようだ。




2015年5月6日水曜日

春の遠足ツーリング 道南・下北④

5/4 ライダーハウス「ばるかん」を7時起床。

この日は宿を一番最後に8時出発。最終日の今日は仙台港よりフェリーに乗るのみ。
時間には十分な余裕があることよりR5をのんびり南下する。国道とはいえ景観は悪くなく、信号は少ない。昨夜ライハで同室だった某県職員氏は下道のみで1日で600キロ以上走ったといっていたが、東北で高速を使うことはもったいないかもしれない。

仙台市内に入ると交通量は増え、信号待ちが増えてきた。泉にあるライコランドを見学。

予定通り11時にフェリーターミナルに到着し、チェックインを済ませ、乗船を待つ。
太平洋フェリーはチェックイン時に、車検証(コピー)と送金照明が必要。新日本海フェリーではそんなことは不要だ。

13年GWから2年連続でフェリーでお会いしたNC700X A氏に会うことはできなかったことが残念。

本船は定刻通りに出航。
太平洋フェリーで唯一楽しみなディナーバイキングでビフテキしっかり食べる。


















5/5定刻通り名古屋港に入港し、今回も無事帰宅した。


帰宅後、さっそく洗車をし疲れを癒した。

4/30-5/5 全行程1,166キロ



















■今回はたまたま、宿泊施設での宿泊のみとなった。
キャンプの良さは、予約いらずでその日の気分で場所を選べることだが・・・
キャンプ泊となれば、食料の買い出しやテント設営と撤収に前後合わせて1〜2時間くらい要することより、その分早く走りを切り上げるまたは、出発が遅くなる、睡眠時間を削ることになる。
当然のことながら、キャンプ道具約30キロは操安性を損ないライディンに影響をあたえる。次回より、ソロ・ツーリングにおけるキャンプは最低限の道具にしようと思う。

コンパクトパッキンをチャレンジしてみたい。

星を眺めて一杯ひっかけるのは格別だ。
仲間と一晩中飲み明かすキャンプもいい。

春の遠足ツーリング 道南・下北③

ライダーハウス「ライムライト」にて6時起床。
7時過ぎには荷造りを済ませ、一旦、フェリー乗り場を確認。

朝市商店街にて、ウニ丼か海鮮丼にありつこうと
「むらかみ」に7時半の開店と同時に行列に並ぶが、8時を超えて離脱。
立ち食いでバフンウニを食べ、イカソーメンを食べフェリー乗り場に向かう。



 

9時10分の出航10分前に滑り込みセーフ。
本船は定刻通り大間に10:40入港。















大間港を下船しすぐに大間崎に向かう。
こちらは3年ぶりであることより、記念撮影はそこそこにして


カミさんから頼まれた大間のマグロ醤油を売店数件で探すが完売とのこと。
ロットの関係よりリピート発注を見送っているようだ。
1件の売店で、近くの日帰り湯の施設(海峡保養センター大間温泉)で販売しているらしいとの情報を聞きつけそちらで購入。今回が最後となりそうだ。楽しみにしていたマグロ丼で有名な食堂(大間んぞく)は結婚式?のためお休みとのことで諦めた。

今回のツーリングの最大の目的である、尻屋崎に向かう。
なぜ、最大なのかというと、3年前の東北ツーリングの際、宿泊した宿のオーナーの嫌がらせのせいで、立ち寄ることができなかった場所。世の中には一定の割合で邪な人がいる。俺が二度とユースには泊まらないと決めたきっかけでもある。

尻屋崎に至るルートは海沿いと林間をぬける快走路であり、青森全体に言えることだが快走路が多い。原発施設がある恩恵のようだ。

尻屋崎は、美咲としてはなんの特別な景観ではないが、快晴な天気であれば遠くに北海道を望むことができるが、当日は黄砂のせいか霞んで見えなかった。
そして、尻屋崎の名物の寒立馬(かんだちめ)はなかなか見当たらない。
岬を少し散策し、放牧されていないか探してみたが馬は見当たらない。諦めて三沢方面に向かう。途中山間で寒立馬に遭遇。この馬が、強風に向かいタテガミを震わせているイメージはなかった。
■Wikiによれば食用馬としてセリに出されているのが現状のようだ。

尻屋崎を後しに、宿泊地である峠山キャンプ場を目指すべくR338を南下するが、小川原湖あたりは好きな景観であり、マッタリと走ってしまった。あの荒涼とした風景が好きだ。
2年前のGWものんびり走った記憶がある。そのせいで宮古駅近くで20時頃に宿を探して焦った経験がある。今回も同様となる予感は的中した。
 

八戸北ICより八戸道に入り、安代JCより東北道を南下するつもりが。。。
青森方面に入ってしまい、往復50キロ以上を無駄にすることになる。
鹿角八幡平ICを折り返し、紫波SAのあたりに着く頃には日も暮れ19時を回っていた。
峠山キャンプ場にこれからでもチェックインできるか電話で確認すると、キャンプ場手前で崖崩れがあり、迂回が必要なこと、蛾の異常発生もあり、今回は見送ったほうがよいですと窓口の方のアドバイスもあり、見送ることとする。
第2候補の牛野キャンプ場にも電話し、チェックイン可能を確認したが、遠いことよりこれまた見送り。
そこで、昨年GWでお世話になったライダーハウス「ばるかん」のオーナーさんに電話すると、快諾いただくことができた。もたもたしていたので20時近くになっていた。
21時前には「ばるかん」に到着。オーナーが待っていてくれた。
宿泊者は自分以外に、5人。ほとんどが20代とこちらも若いライダー。
ライハ近くのスーパーは21:30まで営業しているとのこと。

 

スーパーでアルコール等買い出しをし、宴会開始。
某県職員さんや、某大手部品メーカー氏他若者と0時近くまで語り合う。
東北の魅力を聞くことができた。

結局ダッフルバッグx2のキャンプ道具は無駄になってしましまったが、ライハ2件で経験した若いライダーとの会話はとても楽しいものだった。

某県庁職員氏オススメの
源タレ アマゾンでゲット








春の遠足ツーリング 道南・下北②

5/2 7:30頃ビジホを出発。昨夜の気温からしてオーバーパンツもフリース、ネックウォーマーも着ず。快晴とは言わないが暖かい。とりあえず大沼公園を目指す。
途中、火山系の山々を右手に見送る。
たぶん名のある山々なのだろう。

10時頃、大沼公園ICを降り、大沼公園手前で道に迷う。
ダートを数キロ往復。重量車にはキツイ。Uターンもできない。開ければ即転倒。なんとか公園の周回路に出る。大沼公園のキャンプ場下見。そんなに広くない。

大沼公園辺りから、気温がさらに上がりインナーを外す。

大沼公園











大沼公園を後にし、城岱牧場を目指す。事前にツーリングマップルにめを通していたからよかったもののナビの言うとおりに走ったらたどり着けなかっただろう。
城岱牧場はスネフィル山を彷彿させる広くなだらかな高原で中腹からはこだての街が一望できる。ナイタイ高原や開陽台に匹敵するように自分には思えた。


函館の街が一望

スネフィル山を彷彿とさせる
 城岱牧場を後にし、トラピスト修道院を目指す。
無料の高速道路を使ってあっという間に近くまで行けた。
ツーリングマップのカメラマン小原氏の写真どおりの並木道が待っていた。




















まずは、土産物売り場でお約束のバターを自宅とカミさんの実家に発送手配。
ソフトクリームは普通だった。

初夏の日差しで暖か





















修道院を後にし、I氏オススメの湯の川温泉へ向かう。
これまた無料の高速を使用してあっという間に到着。
函館周辺と市内は渋滞を覚悟していたが、全くない。
後でわかったことだが、例年GW後半に満開な桜がもう葉桜になっていたことが
原因だったようだ。俺的には桜がメインじゃないのでラッキーだった。

湯の川温泉は函館の奥座敷のような位置付けのようだ。

プリンスでは断られたが、お隣りの「湯の浜ホテル」を紹介してもらった。
日帰り湯客なのにとても接客のよいホテルだった。
海岸生沿いの温泉なのに塩味でなく、湯量も豊富のようだ。


海に面した野天風呂

内湯 利用客少ない




湯の川温泉から五稜郭へ。
茶色くなった桜の樹の下で、多くの方が宴を楽しんでいた。
今夜の宿、ライダーハウス「ライムライト」へ

3匹のワンコ(ミニチュアダックス)がまず迎え入れてくれた。
ライダーハウスは昨年GWの「ばるかん」以来だ。
その他といえば、屋久島の「とまり木」と野沢「粒麗荘」しか知らない。
こちらのオーナー夫妻は偶然にも「粒麗荘」のオーナーとお知り合いとのこと。
特別な宿泊のルールはなく、気楽な感じだった。






まずは、函館で楽しみにしていた「ラッキーピエロ」へ。
一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」のセットを注文。

全国ご当地バーガーNo.1
日経プラス1「連休の観光地穴場で糸引き」で北海道No.2
とのことだが。。。どういった基準で選出したのだろうか?

ケチャップ・マヨネーズ・チーズ。。。の組み合わせ。
烏龍茶がもっとも美味しかった。
ジャンクフードの極みだ。北海道の評判を落とすのでは?
中国系外国人にはウケるのだろか?

昨年LAで食べたハンバーガーは美味かった。




このピエロのおかげでその夜は他に何も食べられなかった。
函館はかならずリベンジしたい。
函館山からの夜景もカミさんと来る日のためにやめといた。

金森赤レンガ倉庫をブラブラし、日没とともに冷えてきたのでライハに戻る。




















フリースをはおり、オーナーのおすすめの銭湯へ歩く。
約20分で、「谷地頭温泉」に到着。掛け流しの温泉だ。@420
地元の方が利用する銭湯でもある。
お湯はぬるぬる、湯の川より泉質が良いように感じた。















ライハまでの途中で何か美味しいものをとも思ったが
ピエロのおかげで何も受け付けなかった。

ライハに戻ると、相部屋では道内の自衛隊隊員さんの3名が持ち込みのアルコールで宴たけなわだった。みんな20代と若いライダーだ。とてもさわやかな若者達だった。楽しい時間をありがとう。

この日も、気持ち良く眠れた。


■自衛隊ライダーによれば
  函館という街は、北海道民にとって特別な場所だそうだ。
  名所、名勝があって、温泉、おしゃれなお店、美味しい料理が味わえる。
  そのうちの1つ2つがある街はあるが、これだけそろっている街は北海道にはなく
  例年GW後半には、道内で先駆けて桜が見頃となることより、
  本来であれば民族大移動が起きるらしい。でも今年は特別のようだ。

また、宿題をたくさん残した旅だった。次回は積丹、ニセコ、羊蹄山を走ってみたい。