木枯し紋次郎


木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、十才の時に国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。天涯孤独な紋次郎がどういう経路で無宿渡世の世界に入ったかは、定かでない。
K1200RS XR250BAJA MONSTER1200S

2013年9月20日金曜日

北海道キャンプツーリング2013 Part 2

8月下旬からの妄想が実現した。
8/13から8/18までの北海道ツーリングは毎日カッパ着用だった。
低く垂れ込んだ暗い雲は嫌いじゃないが、毎日はキツい!
そしてリベンジとなった。

9/19 19時30分帰宅。簡単に夕食を済まし、敦賀フェリーターミナルに向かう。
平日故、大した渋滞もなく賤ヶ岳PAで給油後22時過ぎに到着。
中秋の名月が照明の少ない北陸道を照らしてくれた。
24年前の名月はツーリング先の高知桂浜で拝んだ。相棒はSR400。
漫画『土佐の一本釣』の舞台を訪ねた旅だった。20日には長男が四国行きフェリーに神戸から乗船する。
ミラーに写った中秋の名月


本船「すいせん」は乗船客すくなく定刻どおり1時に出航。

9/20 本船「すいせん」は20時30分定刻どおり苫小牧東港に入港。
乗船中の半分は寝ていた。
バイクは5台と少ない。
前回とは異なりルートイン千歳へ向かう。今回は日高道を有効活用した。前回はナビに従い下道で苫小牧(無料区間)に向かった。チェックイン後フロントの勧めで近所の居酒屋『ととや』へ。
詳細は割愛するが今回のツーリングでマトモな食事。サンマの寿司は甘くて美味かった。また行きたい。


ルートイン千歳駅前 屋根下保管

ととや さんま寿司
本マグロ


9/21 6時起床。朝食を済まして7時出発。予報は晴れ時々曇りだったが終日ほぼ曇りだった。気温は20度前後。今回は革の上下。この日は夏用インナー。R37、道東道へ。名寄インターで降りR421を東へ。オンネトーに立ち寄り、弟子屈(てしかが/読めない)へ。前回は雨のためオンネトーでのキャンプを諦めて阿寒湖温泉に泊まったのだ。

思い返せばこの辺りで電池切れてたような。。。
硫黄山 摩周湖第一駐車場と同一入場券

弟子屈より北上し摩周湖、硫黄山、屈斜路湖東側を南下。前回の逆回り。やっと位置関係が読めた。
14時には和琴半島湖畔キャンプ場へ。こんなに早い時間にチェックインするのは初めてかもしれない。早起きしてよかった。







ヨーロッパの絵画の中の風景のような朝焼け


バイカーが10台程、ファミリーの大型テントが幅をきかせ15時にはほぼ横方向に満テント?となった。受付をすませまずは設営。波打ち際は砂、砂利、芝の混合で場所によって固い地面もあった。新調したペグハンマー正解。
受付のおばちゃんのアドバイスでタープは見送り。雨は大丈夫だが風が強くなるとの事。
タープ好きなんだが。。。
TIFALでジンギスカン
今夜の食材
キャンプサイトから徒歩2分 掛け流し
設営後、近所の(17キロ)スーパーへ買い出し。約1時間かけて4千円分の食材を買う。
ジンギスカン420g他。。。
前回探して見つからなかったアスパラを発見!7束買う。これで長男との約束果たした。
キャンプ場に戻り、ひとまず徒歩1分の温泉「湖心荘」へ。特徴はないが掛け流し。
キャンプサイトに戻る頃には陽も暮れていた。しばらく写真を撮る。
さて、今夜のひとりディナーのスタートだ。
前回の霧多布岬キャンプ場でやったTIFALの
フライパンでの調理をメインとし
味付ジンギスカンに白ネギを入れ炒める。味はほとんどすき焼きだが、ちょっと甘すぎた。
サッポロクラッシック500x2を呑みホシて、イイ感じで酔うが
気温が17度くらいまで下がってさすがに寒くなってきた。
炎が美しい SOD-310
気温17℃

フリースを持参したのは正解だった。しかし腰から下はジャージのみなのでレザージャケットを膝掛けにするもどうにも寒い。焼きそば弁当(北海道の代表的なカップインスタントやきそば)を平らげ、寝る前ではあったが熱いコーヒーをドリップする。21時過ぎにはテントのシュラフに潜り込む。とたんに寝た。

翌朝9/21(日)6時頃起床。よく眠れた。
ストーブでレトルトカレーとサトウのご飯を湯煎し、
朝焼けの湖畔の景色に見とれながら朝食をとる。
食べ終わっても、なかなか片付けが進まない、景色にみとれて手が動かない。
9時半頃やっと、キャンプ場を後にし、足寄を目指す。
R241阿寒横断道路ー足寄国道ー上士幌
前回のツーリングでは雨天により思う様にスピードが出せなかったのが嘘の様だった。
足寄の道の駅で軽く休憩をとり、ナイタイ高原を目指す。
前回では最終日にM師が誘ってくれたが、雨ゆえ辞退し俺は帯広の町に向かった。
我ながら情けないと思いながら、すでに電池が切れていた。
次回来る時は上士幌周辺でキャンプをしたい。
iPhone パノラマ撮影

ナイタイ高原牧場頂上の手前7キロは、かなりの快走路。
ビーナスラインの10倍素晴らしく、夢見心地だった。
快晴とは言えないが、雲は白く感動的なパノラマだった。
頂上までの途中数回道ばたの駐車場にバイクをとめ写真を撮る。

ナイタイ高原 超〜快走路

屈斜路湖・和琴半島の夕焼け、朝焼けといい
このナイタイ高原の景色といい、本当に来て良かったと思った。
たった2日間の旅ではあるが、もう十分満足できていた。
前回は、霧多布岬、納沙布岬、多和平、知床、野付半島で満足していた。
北見の夜会も本当に楽しかった。
元々の妄想では足寄から道東道に入り、占冠から日高国道で南下し、むかわ、苫小牧東港に向かう予定だったが、まだ12時過ぎだったのでつい欲がでてしまい
ナイタイ高原牧場でもらったチラシにあるタウシュベツ川橋梁へ向かうことにした
距離感がまだつかめていないので、もし無理なら帯広にもどればいいという気持ちで。。。

R273糠平国道を北上し、糠平湖でタウシュベツ川橋梁を見学するべく白樺の森の中を進むも水没して見えず。。。
真ん中の白い筋が水没した橋


R273をさらに北上し上川国道、三国峠、大雪国道、層雲峡、愛別上川道路と絶景、名道を北上する。
北海道を代表するルートだ。これまた10年ぶり。
前回は、スピード取り締まりもまったくノーマークでひたすら走りまくったが、今回もほとんど変わりなかった。やっぱり来てよかった。
紅葉の季節はさぞかし美しいだろう

愛別ICより旭川紋別自動車道に入り、道央自動車道で旭川を経由し札幌、恵庭、苫小牧と南下し、日高自動車道で鵡川(むかわ)ICを降り、鵡川駅前の叶寿司を探す。約30分をかけて見つけたが、お休み。
いずれにせよ、楽しみにしていたシシャモは10月解禁前だったため、ありつけなかった。
結局、苫小牧東港に向かった。23時30分出航予定なのに19時30分に到着。
これから4時間以上もどうやって時間をつぶそうかと思ったが。。。あっという間に時間は過ぎた。

JR北海道 函館本線の脱線事故の影響か、前回よりも明らかにトレーラーの台数が多い。
往路とは異なり、バイクは約40台と多くなっていた。
乗用車の台数も多い事から、乗船は23時30分を30分程遅れて完了し、出航は0時を回った。

本船「すいせん」は9/22 20時30分定刻通り敦賀港に入港。23時には自宅到着。

今回も無事到着した。全走行距離約1320キロ。
わずか4日間の休みで丸2日間北海道を満喫することができた。
8月のツーリング同様に思い出深い旅となった。
養老SAにて77773









あと半年、来年の春まで今回の思い出で乗り切れそうだ。




2日目−3日目 苫小牧東港周文埠頭フェリーターミナルールートイン千歳ーオンネトーー弟子屈ー摩周湖ー硫黄山ー砂湯ー和琴半島湖畔キャンプ場

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4日目 和琴半島湖畔キャンプ場ー足寄ーナイタイ高原牧場ータウシュベツ川橋梁ー三国峠ー層雲峡ー旭川ー鵡川ー苫小牧東港

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おまけ。。。
当日、息子も四国をソロツーリングして帰宅しており。
お土産は土佐の「一本釣り」という清酒。
俺の昔の写真を見て行きたくなったという「土佐久礼駅」の画像が嬉しかった。
今度は一緒に走ろう。。。

2013年9月7日土曜日

自主トレキャンプin八ヶ岳

6月に続き今年2回目の練習キャンプ。
今回は4名の参加。
俺以外の3名は8月末に2回目の自主トレ?に続く3回目。
よっぽど松原湖をお気に召したもよう。
しかし、元々凝り性の方ゆえ、すでにベテランの域に達しており
もう自分をおいこしていたような。。。
今回のブログはまたまた朝までキャンプだったので記憶が曖昧のため
事実と多少異なる。

6時に起床。自宅を7時半に出発。
途中駒ヶ岳SAで軽く休憩をとって諏訪ICを降りバロー茅野店駐車場へ。
11時の待ち合わせまではまだまだ時間があったので
10時開店のモンベル諏訪店の開店を待ち、店内散策。
コールマン以外の有名どころのキャンプ道具がそろっていた。
MSR、スノーピーク、ロゴス、ソト。。。
ついでにお隣のスポーツショップも物色。結局何も買わず。




10時40分にはHSG夫妻、YMK氏が集合。
まずは、バローで買い出し。
またまた思いっきり買い込む。








14時過ぎに松原湖キャンプ場に到着。
まずはタープの設営。
そして各自自前のテントを設営。
HSG夫妻は小川キャンパルのテント。
6月末のキャンプ以来、道具も充実。

YMK氏のTRX

ファミリー用タープ、炭、焚火台等キャンプ道具満載のK


俺も週末までにアマゾンで
スノーピーク焚火台SとアミPro、炭床を調達済。
炭はHSG氏の備長炭を使用。
実は事前にメールでお互いの持ち物を調整するメールいただいていたのだが
気付かずに、ファミリー用タープまで持ち込んでしまっていた。

YMK氏の豚バラポテト炒め
まずはビールで乾杯。
味付焼き肉でスタート。
6時頃に近所の温泉「八峰の湯」へ歩いて向かう。
ここのお湯は循環式ではあるが塩素臭がすることなく適度に温まれる。
風呂上がりの生ビールは格別。

キャンプ場に戻ると、ジャンボフランクが無くなっていた。
原因不明。

2次会スタート。
小雨が降り続く。雨が上がっても木立の雫がタープをたたく。
タープでこんなに雨をしのげるとは。。。


雨音とFMラジオがいい雰囲気を醸し出していた。
湿度が高いせいか、炭の火力が弱い。

YMK氏の生地から作ったモッツァレアチーズピザ

アユの塩焼き on 焚火台S

















HSG氏の餃子の皮ピザ
アユの塩焼き




非日常的なシチュエーションで友人と酒を組かわす。
極上の時間。


おこちゃまの俺は午前1時頃1時間ほど仮眠する。
ちょうど目が覚めた2時過ぎに小雨降る中花火を楽しむ。
宴は明け方の4時半まで続き、寝る。
深夜2時半過ぎの松原湖大花火大会
童心に帰る













翌朝
時半頃起床。
やはり小雨が続く
YMK氏のホットケーキ

HSG氏のポトフ












YMK氏がホットケーキを焼いてくれた。
俺はトウモロコロシの火の番。
HSG氏はポトフを作ってくれた。
いずれも美味かった。

前日の午後からずっと飲み食いが続いた。





午後1時頃から小道具を片付け始め。
3時頃片付けが終わり
3時半にはキャンプ場を後にした。
再会を約束し
まずYMK氏と別れ
HSG夫妻とは小淵沢ICで別れる。

雨は降り続く。

駒ヶ岳SAで休憩し、8時過ぎに帰宅。
自宅に着く頃には雨も上がっていた。









バイカーが少なかった駒ヶ岳SA





翌日の朝 出勤前に洗車 ”悲しいほどお天気”