木枯し紋次郎


木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、十才の時に国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。天涯孤独な紋次郎がどういう経路で無宿渡世の世界に入ったかは、定かでない。
(K1200RS) XR250BAJA (MONSTER1200S) CB1100RS FE

2013年5月2日木曜日

東北ツーリング2013GW ①

今年のGWも東北に向かうことになった。この3年で5度目の東北。

5/2(木)有給をとり午前3時起き、4時に自宅を出発。
前日は弟がPCをメンテナンスしてほしいと訪ねて来ており
3時間しか寝ていない。4時前に東名に乗りたかったができなかった。
東京IC付近で数キロの渋滞をすりぬけ
首都高大橋JCより中央環状線、川口線を経由し東北自動車道へ。
途中数回給油とトイレ休憩をし、青森黒石ICには17時過ぎに通過。
ここまで約1000キロ。
右方向からの突風と小雨ながら断続的な雨、寒さは
昨年とは違う季節に来たような錯覚を覚えつつ北上を続けた。
仙台を過ぎたあたりから交通量は激減し、バイクは皆無だった。

M師と合流を約束した
ランプの宿「青荷温泉」に向かう。
途中、コンビニで道草をくいつつ
黒石ICよりR102を東へ12キロほど進んだ後
山岳路(悪路)を約6キロ進む。
宿の直前約1.2キロは未舗装路であり
雨と寒さと暗さに加え、疲労も重なり極限状態での走行となった。
あと15分遅かったら暗さで無事たどりつけなかったかもしれない。

宿の駐車場は当然未舗装のためサイドスタンドをかける場所を探すのに10分くらい要し
さらに、宿まで歩いて急坂を下り駐車スペースを確認した後
再度、駐車場まで駆け上がりバイクを宿の前まで移動した。
疲労で下り坂が絶壁に感じ、翌朝同じ坂を登りきる自信はなかった。

宿の玄関にあがるとすでに夕食が始まっており
18時をゆうに過ぎていることがわかった。
M師は夕食を待ってくれていた。やはり早く到着していたようだ。

まずは内湯につかり疲れを癒し
夕食でビールを呑みすでに電池切れのため20時30分頃にはダウン。
M師のおかげで内側までずぶ濡れだった防寒グローブも十分乾かす事ができた。

寝付くまで宿のすぐ前の急坂を無事登りきることができるか不安があったが
M師の「明日考えれば良い」のひとことで考える事をやめた。

夜中1時過ぎに目が覚め、もう一度内湯に浸かる。
今回のツーリングでもっともハードな一日をなった。

※ランプの宿というだけあって、部屋にコンセントがなく、ランプの明かりは暗く地図を読む事もできない。携帯は当然通じない。通常ロングツーリングの初日の宿で2日目以降のコースをだいたい決めるものだが、今回はそれができず、2日目以降がほとんど出たとこ勝負になってしまった。
この宿、電気が来てない訳ではなくウォシュレットがあることに違和感を感じた。





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