日本海側に出るため、滝川ICにて高速を降り、R451を西へ進む、
石狩では、穫り入れの近い稲が、太陽の光でキラキラ輝いて見えた。一つの田んぼの面積がやたらとでかい。この季節ならではの風景だ。
日本海に出てR231を北上する。このあたりを走るのは10数年振り。
最初の目的地である最北の造り酒屋である増毛の「国稀酒造」に立ち寄る。本来であれば利き酒をして蔵元自慢の酒に舌鼓を打つところであるがバイク乗車ではもったいない。この酒蔵に立ち寄ったきっかけは、NHKの日本100名山という番組で暑寒別岳の紹介の際、オススメだったこともあり、観光バスが立ち寄るほど観光地化されているようだった、増毛(ましけ)という地名もJRの廃線により脚光を浴びて言うようだ。蔵出し限定、北海道限定の酒を見繕い家に発送手配する。1本は江別の友人のためハンドキャリー。
国稀の近所で寿司を食べようと1件の寿司屋に入り、上寿司を頼んだが、これはハズレ。気を取り直してさらにR231を北上する。留萌を通過し、苫前の手前のR239を右折し東に進みR275へ、朱鞠内湖の東岸を北上し、美深でR40に出て北上。
宿泊予定の咲来を通過し、音威子府のGSで給油を済ませ、ライダーハウス咲来には17時に到着。IR咲来駅の側ということもあり分かりやすかったが、ナビがあったからこそ。
ライダーハウス咲来は、長男の紹介。オーナーのO氏は評判通り自然体で、優しい方だった。当日の宿泊者は自分のみだった。
近所の日帰り湯まで28年もののジムニーで送ってもらった。この時間から雨が降り出していた。ライハに戻るとしばらくして夕食。これまた1000円とは思えないボタンエビもついた内容盛りだくさんのメニューだった。ビール2本を空け、国稀でいただいた生酒とワインのちゃんぽんで、酔っぱらった。長男がお世話になったお礼と、最近20代のライダーが増えた話など、話が盛り上がり、1時頃就寝。なかなか寝付けなかった。
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