木枯し紋次郎


木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、十才の時に国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。天涯孤独な紋次郎がどういう経路で無宿渡世の世界に入ったかは、定かでない。
K1200RS XR250BAJA MONSTER1200S

2015年6月21日日曜日

プチドライブin京都

土日休みの週末、雨予報ゆえ
京都大原三千院の苔を見るため8時過ぎにカミさんと長女を連れ三千院に向かう。
長女を連れ出すのは久しぶり。
不思議な信号


伊勢湾岸道-東名阪-第二名神-名神-西湖道路-R367で三千院には11時前に到着する。
今にも雨が落ちてきそうな空模様なので、まずは参道の土産物屋で傘を2本購入。
気のいいおばちゃんで2本で2000円にオマケしてくれた。肩から吊り下げられるカバー付きのとてもお洒落な傘。長女は上機嫌。参道を歩きながら「雨が降らないかな?」とつぶやくと前を行く老人が「やめてくれー」と間髪入れずに突っ込む。ここは関西圏。
今にも雨が落ちてきそうな空模様

参道は人もまばらで、よくある中国語を話す外国人も少ない。
往復の高速も予想通り、雨予報で外出を見送った人が多いように見受けられた。
梅雨時のこの時期こそ京都だと思う。特に苔や緑の多い寺社は狙い目。
よもぎ餅

三千院は今年も期待を裏切らなかった。苔の庭園はもちろん、紫陽花もちょうど見頃となっていた。今年の春は、地元のみならず、函館、東北で綺麗な桜を見ることができなかったが、梅雨時に美しい苔と紫陽花を堪能することができた。

苔の庭園では、わらべ地蔵が心を癒してくれる。
わらべ地蔵




絨毯のように波打つ苔で覆われた地面も同様だ。
美し苔の絨毯



丘の上から通路を左右に縫うように流れる小川の水の流れる音は、ここ数夜続けて聴いている屋久島のせせらぎのCDを彷彿とさせる。

紫陽花は期待していなかっただけに心を打たれた。こんなにたくさんの紫陽花があったとは、昨年ここを訪ねた記憶にはなかった。時間を忘れてiPhoneで撮影を続けた。

青い紫陽花



生き生きとした苔



三千院を後にして、参道の店員さんに勧められた「宝泉院」を訪ねてみる。
入り口に、「沙羅双樹の花が咲いています」という張り紙があり、何か特別な何かを感じた。入場料は三千院と同じ700円だった。(このあたりのお寺は共通なのかもしれない)







大広間に面する庭には樹齢700年の立派な杉があり、この杉を眺めなら抹茶をいただく。
とても贅沢な時間が流れる。しかも観光客は少ない。
残念ながら、沙羅双樹の花はまだ蕾で、開花した花はなかった。全般的に例年より遅れているそうだ。桜のように全ての花が一度に咲くのではなく、順番に咲いていくそうだ。
そして咲いた花は1日で落ちるそうだ。平家物語の例のアレである。

沙羅双樹の花の蕾



宝泉院を後にし、北側の参道で下る。
予定した「志野」の「ゆずポン酢」2本を購入。昨年は小さめのボトルを購入したが、すぐに使ってしまい、後から通販で大きいボトルを購入した経緯がある。




終車場に戻り、R367(鯖街道)を北上し、同僚にすすめられた「焼き鯖寿司」の店「まる姫」に向かう。約30分で到着。黄色い看板が目印と聞いていたが、まさにその通りだった。
まる姫







焼き鯖寿司一箱を切ってもらい、ニシン蕎麦と山菜蕎麦を注文。
鯖の身は厚く、濃厚な味付けとなっており、鮮度が高いからか生臭さはまったくなく、美味しい。台湾や韓国の外国からの注文も入るらしい。
蕎麦は食べないほうが良い。

前回の三千院の帰りは、福井の回転寿司だったが、今回は割と近場ですました。

そして、〆は長女のリクエストで榊原温泉に向かう。
湯本榊原館に到着したのは17時と遅くなっていたが、受付は19時30分と遅いので、ゆっくりできた。源泉の冷泉は掛け流しで、長湯ができることから、ここのお湯が俺は好きた。

湯元榊原感







日帰りながらも、梅雨時の極上の週末を過ごすことができた。




















































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