木枯し紋次郎


木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、十才の時に国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。天涯孤独な紋次郎がどういう経路で無宿渡世の世界に入ったかは、定かでない。
K1200RS XR250BAJA MONSTER1200S

2015年3月8日日曜日

MONSTER1200 試乗(考察)

今年初めてKでのちょい乗りツーリング。
9時に自宅を出発。R153で道の駅どんぐりの里稲武で軽く休憩して蕎麦屋「おにひら」へ向かうが空模様が怪しくなってきたので引き返す。なんとカッパをわすれたのだ。

松平ICより東海環状に乗り、午後に訪問する旨伝えてあったドゥカティのディーラーに向かう。


試乗車のMONSTER1200

既に試乗車は暖気が完了していた。
試乗車は、車検対応テルミニョーニスリップオンと本国仕様シートが装着されたSではないMONSTER1200 STD。足付きは不安なかった。

ディーラーのマネージャーさんのご好意に甘え運動公園の外周を流した。

とりあえず、オススメのTOURINGモードでディーラーを出て国道に出るが、どうにもギクシャクして上手く車の流れに乗れない。3速キープがやっと。
運動公園ではフロント、リアともに素晴らしい接地感。Sはもっと良いのか?
スロットルはフライバイワイヤであることもあるのか?開けたら開けだけどっドッドとリアタイヤが路面を蹴る。もの凄く刺激的だ。
数回周回して、ディーラーに戻ろうとしたが、せっかくだからモードをURBANに変えてみた。SPORTSはあり得ない。
マネージャー氏の話では低速でギクシャクするとのことだったが、これがまた乗りやすい。何処かのブログで読んだ通り、猛獣をコンピューターが調教しているとの表現が正しいと思った。
しかし、開ければしっかりと路面を蹴ってくれる。

無事ディーラーに到着。

刺激的だった。

Kでディーラーを出た時、癒しを感じた。
高速を使って帰宅。

心なしか、ダルいなぁと思いながらKを洗車。POLOのスノータイヤを10mほど運んでヘトヘト。
リビングで横になったらいきなり睡魔が…30分くらいで目覚めるが、なんか熱っぽい。朝起きた時からずっと熱っぽかった。37.9度



風邪の症状は全くない。
知恵熱の一種かいな❓


ALL FREEで解熱。



【オマケ】
このバイク。夏の渋滞は地獄だろう。
DVTの登場もありえるが、現在のパフォーマンスで俺には十分過ぎる。
ドカや、ビューエル乗ってるライダーはスゲーな。














【DVT考察】
2014年10月に発表されたDUCATI Desmodromic Variable Timin(DVT)の
MONSTER1200シリーズへの投入について考えた。

同技術は、親会社であるアウディ・フォルクスワーゲンから供与を受けたものであり
EURO4をクリアしており、本来の規制対象期間を1年前倒している。
現行MONSTER・DIAVELに採用されているTestastretta11°(イレブンディグリーと言うらしい)エンジンはEURO3。その有効期限は2016年で切れることより遅くとも2017年には導入されるだろう。さらに821への導入もありえるだろう。(海外サイトより)

DUCATI JAPAN のホームページにおけるMULTISTRADAのエンジンに関する解説においては、『広い回転数領域にわたってパワーとトルクが最適化され、高トルク、クラストップレベルのパワーを発揮する一方、低振動、定燃費を実現しています。』とある。

某二輪誌15年4月号のインプレッションによれば
『旧型ムルチではバルブオーバーラップタイミングをスーパーバイク系の41°から、実用回転域で安定性を求めるため11°を選択したのだが、今回の可変領域は、マイナス37°からプラス53°に、・・・これまでは一方を妥協するしかなかった・・・もはや過去の出来事なのである。』


左:2015Multistrada Testastretta DVT 右:2015Monster1200S Testastretta11°
HPのみゲージをだいたい合わせてある。




性能曲線を比較すると、顕著なのは、出力数値の大小よりもそのトルクカーブの形だ
DVTはフラットであり、11°は低回転(3500rpm以下)における傾きが大きくお椀型。
しかし、水冷化、バルブオーバーラップ変更、2プラグ化等によってより低中速回転域における扱いやすさが改善されてきていとはいうものの、トルク不足は否めないことは数少ないブログや2chのインプレッションからも明白だ。しかしこれは空冷以来、歴代のDUCATI MONSTERのエンジン特性の特徴であり、個性でもある。

俺のようなDUCATI初心者は、DVT導入を待ったほうが良いかもしれない。。。







その一週間後のインデックス大阪で開催される大阪モーターサイクルショーにて、現車に触れ理屈抜きで欲しくなった。

恐らく遅くとも2017年モデルではDVTが採用されることは間違いないだろう。しかしドカらしさがスポイルされるとも考えられる。出たら出たでその時考えよう。

DUCATI JAPANのスタッフの方曰く、
「欲しいと思った時に買うべきですよ、熱対策には、安全のためにも革パン履いてください」。

ちゃんちゃん♪












【DUCATI PERFONMANCE Racing Silencer Kit with MAP】
オプションのMAPをインストールした場合を想定して
本国仕様との性能曲線を比較してみた。126ps vs 145ps
トルクにおいては5000rpmから、パワーにおいては6500rpmあたりから
明らかな差が出ている。
レーシングサイレンサーKitで190,7280YEN!
たまらんなぁ。。。





6 件のコメント:

どーぱ さんのコメント...

トルクに乗って走ることを覚えるとコーナーでも安全にスピードコントロールが出来るようになると思います。色々有ると思いますが、最後は自分のインスピレーションにマッチするかどうかが決め手のような気がします。お疲れ様でした。

木枯し紋次郎 さんのコメント...

どーぱ殿 エンジン特性は未体験ゾーンでしたが足回りはすごく良かったです。長距離ツーリングには不向きかもしれないですが日帰りにはとても面白いバイクです。

ヤマちゃん さんのコメント...

おーカッコ良いですねー、赤いバイクも映えますね。いいなー。

ヤマちゃん さんのコメント...

あれ、ブログの写真のコメントに、怪物さんが追加されてる、、、、。

木枯し紋次郎 さんのコメント...

ヤマちゃん さすが。。。明日Dラーに行ってきます。怖いもの見たさで怪物くんに乗ってみたいです。実際に乗りまわせるのは東京モーターサイクルショーの終わった4月以降かな。。。

木枯し紋次郎 さんのコメント...

ヤマちゃん 優柔不断な俺は住民票とハンコまで用意しながら、先延ばしとなりました。ここでDラーが特別値引きでもしてこない限り見送りとなりそうです。